インタビュー

INTERVIEW about ICEMULE SPEAKER 山戸ユカ・山戸浩介

焚き火料理から買い出しまで
食材を背負って運べる冷蔵庫

八ヶ岳の麓で、地元の食材をなるべく使ってカラダと土地をリンクさせる料理を提供する食堂「DILL eat,life.」。
人気店を切り盛りする料理研究家の山戸ユカさんと夫の浩介さんは、大のアウトドア好き。休みになれば小川山へクライミング、八ヶ岳や南アルプスへ縦走登山。
冬は雪山に通ってスキーとスノーボードを楽しんでいる。
焚き火を囲みながら、そんなふたりにソフトクーラー「アイスミュール」の魅力を教えてもらいました。

 今日はお店の定休日。いつものように車で約1時間の長野県川上村小川山へクライミングにでかける。・・・はずが、雨天のため焚き火キャンプに変更。

「アイスミュールは買い出しのときから活躍します。夏場はとくに、生鮮食品は買ったらすぐにクーラーボックスへ入れないと傷んでしまう。これまではクーラーボックスを車に積んでおいて、買ったものを駐車場で移し替えていました。いまはレジで直接アイスミュールに入れちゃえばOK。買い物したらすぐに車へ戻らなきゃって急かされずに外出ができます。背負えるプロクーラーは、車でなく、自転車で買い出しにいくひとにもおすすめしたいギアですね」と言いながらユカさんは焚き火料理の食材をアイスミュールへ入れていく。タッパーに入れたまま。エントランスをロールダウンして最後に息をひと吹き。

 飲み物の担当は浩介さん。クラシッククーラーに氷を入れると、ワインやビール、自家製ジンジャーシロップをつめた瓶などをどんどん入れていく。飲み物を入れ終えたらバルブから空気を適度にいれて、内側から抑え込む。吹き込んだ空気が断熱層となり、緩衝材となった。

「ソフトクーラーといえば、エントランスをジッパーで大きく開閉するモデルがこれまで主流でした。内容物を見やすく、取り出しやすいという長所はあったけど、ジッパー部の断熱性に難があった。このアイスミュールはロールタイプだから、密封性が高く、より保冷力が高いようです。ロールアップして、最後に空気を吹き込めば、遊ぶことがないので割れやすい瓶も安心です。たしかにエントランスは狭く、取り出しにくさはありますが、その分とことん断熱性を高めたモデルといえます」

 あらかじめ下処理をしてタッパーにいれた食材を手際よく、アイスミュールから取り出して調理をはじめるユカさん。一息ついては、キンキンに冷えたビールをぐびぐび。

「冬はゲレンデや雪山でスキーをするのが楽しみです。スキー場へいったときのランチは、ゲレ食はあまり食べず、車へ戻って手作りのディハイドレイトフードをお湯で一煮立ちさせて食べています。アイスミュールは保冷機能ばかりが注目されますが、保温にもよいです。お湯を入れた水筒をそのまま入れておけば、冷めにくく熱々のお湯を使うことができるでしょう」

鶏とリンゴの赤ワイン煮込みと、ポテトガレット。付け合わせは、平飼い卵のオムレツと、ケールとラディッシュ。地元の契約農家さんから仕入れた食材をメインに。
店でもキャンプでも浩介さんが飲み物担当。バルブから吹き込んだ断熱層の空気が緩衝材となり、割れやすい瓶なども気兼ねなく入れて、持ち運べる。
南アルプス北部の主峰、甲斐駒ケ岳と八ヶ岳を見渡せる標高1,000mに店を構える「DILL eat,life.」。開放的な清々しい自然といい、ゲストをもてなすスタイルといい、アメリカ西海岸の山中にひっそりと佇むレストランを訪れたような気分に。
クライミングギアや車中泊装備でいっぱいの車のリアへアイスミュールを滑り込ませる。使わないときは空気を抜いて丸めて、荷台の隅へコンパクト収納。

DILL eat,life.
山戸浩介さん・山戸ユカさん

8年前に東京から八ヶ岳の麓に移り住み、食堂「DILL eat,life.」を開店。20代の頃、ふたりで世界を旅しながら触れた食文化、経験を糧として、地元の生産者とお客さんを繋ぐ料理が人気を呼んでいる。食べるだけでなく、彼らの思考やライフスタイルを感じられる空間として人が集う。2018年から友人と3人で手作りするトレイルフード「The Small Twist Trailfoods」を発表し、大手フリーズドライ一辺倒だった登山食に革命をもたらしている。通販サイトはこちら。https://smalltwist.theshop.jp

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